学力が伸びない人がやってしまうコト、これが出たら要注意!習慣化しないように気を付けて!

中学生の学習法
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長年、多くのお子さんと一緒に学習していて、「これをやってる内は学力が伸びない」という行動があります。

油断すると、割と多くのお子さんがやりがちで、でもこれをやる人は、たいてい伸びません。

伸びないどころか、いろんな面で置いていかれるコトに…。

それは…。

 

課題をバラバラにやること!

 

例えば、夏休みのワークがあったら、パラパラ~と見て、やりやすそうなページから取り組みます。

これ、絶対にダメ。

勉強するぞ!っていうときに、選ぶ習慣がついてしまうと、ずっとそんなやり方になってしまいます。

 

勉強は選ばない。

好きとか嫌いとか関係なく、前から順番にやるのです!

 

選んでいると、どんなに気を付けても、もれが出てきます

選んでいると、選ぶのに時間がかかって、勉強時間自体は少ないのに、選んでいる時間も勉強した気分になってしまいます。

イヤなことは後回しにして、あわよくば時間切れで逃げ出す習慣がつきます。

 

これ、中学生のテスト前にとても多い現象です。

どれをやろうかな~と、ワークを何冊もパラパラめくっているだけで、勉強した気分になってい人多々。

だから教室では、常に先に「○日は××」と全部予定を立てるようにしています。

更に、選ぶってことは、好きとか嫌いとか感情が入るので、あんまりイイコトはありません。

やるべき課題は、淡々と進めるようになって欲しいです。

 

実は、小学生クラスで取り組んでいる英単語。

これも、前から順番にせずに、途中のものを選んでいた人は、なかなか合格できませんでした。

「やりやすいかどうか」で毎回コロコロ変えるので、惜しいところまでいっても、何度もやり直しになります。

「もうちょっとで合格なんだから、もう一度これにチャレンジしたら?」と、見かけたら声をかけていましたが、チャレンジが何度目かも把握していない様子で、3~4回以上繰り返していました。

「これを合格しよう!」と決めて、前から進めている人は、順調に一発で合格し、サクサクと進んでいます。

 

上手な勉強のやり方は、前から順番にやること。

実際、それが当たり前になっている人ほど、しっかりと前に進めています。

特に中学生になったとき、「勉強を選ぶ」習慣は害にしかならないので、習慣化しないで欲しいです。

授業の合間に取り組んでいるワーク類も、飛ばしてするのはナシ!というルールにしています。

 

もちろん、勉強がとても上手になって、自立学習できる人は、前から順番ではなく、自分の苦手を考えて、優先順位をつけてもらって大丈夫です。

でも、今の皆さんが選ぶのは、そんな「苦手をつぶす修行」ではなくて、「いかに楽をするか」になりがちなので、自分で決めるのは、まだ早いのです(^^;

 

どうでしょう?

「やりやすいところ探し」していませんか?

春休みは宿題など無い学年が多いですが、これからのために、ちょっと頭のすみに置いておいてくださいね(^^

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