昨日の中学生は、久しぶりに天声人語!
以前は何年もやっていたのですが、英語の先取りを大きく入れることになってから、しばらくお休みしていました。
でも、やっぱりやった方が、いろんな良い面があると感じられるので、今年度から復活!
『天声人語』が良いのは、そもそも質の高い文章だから。
すごくきれいな型があって、毎回、その型にのっとって文章が展開されています。
他の新聞コラムでは、ここまでの構成はありません。
ずば抜けて構成力が高いです。
読み慣れているだけでも、ずいぶん文章力は上がります。
以前、6年生で書き写しをしていた人が、急に作文などで代表に選ばれるようになりました。
構成力が自然と身に付いた様子でした(^^
そして受験生になって、皆さんが言っていた言葉。
「天声人語に比べたら、問題文の方が簡単やから読みやすいわ~」
いつの間にか、難解な言葉にも慣れてしまったので、初見の国語の長文も、するっと読めるようになっていたようです。
昨日はやっていませんが、要点まとめも必須です。
これには普段の国語指導と同じ、私なりの要点まとめのルールがあるので、そのルールに合わせて作業を進めていきます。
すると…国語だけでなく、理科や社会の記述の文章練習に!
と、メリットがたくさんあるのです、が。
私が、実は一番大きなメリットはコレでは?と思うコト。
それは。
時事問題を身近にすること!
私が選ぶのは、たいてい「私が中学生で知っておきたかったこと・わが子に伝えたいこと」ばかり。
こういうこと知っていたら、世の中のこと、たくさん考えるかな?
こういうこと知っていたら、選択肢が広がるかな?
こういうこと知っていたら、損しない人生になるんじゃないかな?
などなど、熱く語れるテーマばかりです(^^;
天声人語をやっていると、時事問題をいろんな視点で語ったり、能動的に生きよう!搾取されない生き方をしよう!なんて、熱く語ることも多々。
国際人権法ゼミ選択だけあって、国際問題もよく取り上げます。
いつも語り過ぎて、「ちょっと話が長引いちゃったね、ごめんごめん」と、慌てて授業に戻ったりしていました。
それが逆に良い面もあったのかなー?と、今の高校生さんたちを見ると思います。
影響ってほどではなくても、何かのスパイスにはなっていたように感じてます(^^
(英語スピーチコンテスト出たり、海外ボランティア合格したり、国際市民類型だったり、国際派多々)
勉強って、単語覚えて、計算して、問題解いているだけじゃ、他人事なんですよね。
自分が近い将来、社会とつながって、社会へ出たときのビジョンを、もっと感じて欲しいな~と、思っています。
まぁ、まずは国語を得意に!
ですが、国語だけでなくいい影響もたくさんある、天声人語。
お楽しみに!
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