懇談でお話している家庭学習の話!プラスアルファを考えているご家庭へのアドバイス

小学生の学習法
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懇談シーズンです。

その中で一番の話題は、やはり学力向上!

学校の内容、特に算数で不安がある…そんな場合はどうすれば良いのか?

お家で勉強を増やしたい、でも何をすればいいの?

そんな質問にはこうお答えしています。

 

①学校の宿題をお家で答え合わせする

何となく、わが家で取り組み始めて既に3年。

意外とこれが一番効果があると感じています。

やったらすぐに答え合わせ!は、学力向上の基本です。

宿題でできなかったら、学校でもできていないということ。

「学校で先生は何て言ってた?」

「教科書はどう書いてる?」

など、声かけもあると、学校の授業でもきっちり聞く習慣が生まれます。

分からないときは、教科書を一緒に見ることで、自立学習への第一歩!

学校の宿題を正しくする習慣にもなるので、高学年への布石もバッチリ。

まずは学校の宿題を、きちんと正しくできること!

よくある「漢字が汚い」は、「これで先生はOKしてくれる~?」程度でチェックで大丈夫。

そこまで手をかけると、親が続かないので、間違えてなかったらスルーです。

そして、塾の宿題は4日間、「○曜日だからする」を習慣づけてくださいね。

宿題をまとめてやっているご家庭は、学校の学習も伸び悩んでいます。

まずは、学校と塾の宿題を、きちんと正しく!が最優先です。

 

②毎日のお家学習

最初は、ほんの5分で良いんです。

お家で「宿題じゃない」学習を入れていきましょう。

大した事じゃないように思えますが、「お家の勉強」があることは、成長するについれてだいぶ意識が違ってきます。

ちなみに、「塾にも行ってないのに成績が良い子」は、結構こんなオチが(^^;

長女の同級生のお話を聞いていても、宿題以外のお家学習はずっとやっていた人が多いです。

1日5分で良いので、土日も続けていけると、かなり違ってきます。

このシリーズは本当に5分で終わるので、導入としてオススメです。

3月なので、今の学年の簡単な計算ドリルを、『1日1枚続ける』と継続の自信になると思います。

これはあくまでも習慣づけが目的なので、毎日続けられる内容にしておきましょう。

 

もしかしたら、「プラスするために塾に行っているんでしょ?」と思われるかも知れません。

でも中学生になると、殆どの人が塾に行くようになるので、結局差はつきません(^^;

トータルで見たときに、この差は大きくなります。

そして、「宿題が無かったら勉強しない」という育ち方も防げます。(我が家の大反省!!!!)

 

③ちょっと難しい学習も

②までが習慣づいてきたら、ちょっと難しいドリルに取り組むのも効果あり。

長年お子さんたちを見ていて感じるのですが、子どもって天井が見えると、力をセーブしちゃうんです。

「これくらいでできるから、いいや」って、思ってしまいがちです。

運動と同じです。

バスケットボールのゴールが手が届くくらい低くて、敵がいない競技だったら、かる~くボールを入れて終わりますよね?

走り込みや、シュート練習なんてしないはず。

でも、ちょっと高めのゴールだったり、敵がいたりすると、入るように工夫したり、何度も挑戦したり、試行錯誤していきます。

バスケットボールが上達するのは、簡単にゴールできない方。

 

学校の教科書レベルは、かなり簡単で、計算ドリルの問題数も少ないです。

計算ドリルを完璧にして小学校生活を終えても、中学校で平均届くかどうかくらい。

練習量が少ないので、あまり身についていません。

そんなもんだと知っておいてください(^^;

そのため、塾の宿題があるのです…。

(サボっちゃう人、現実を知って~~~~( ;∀;))

 

難しい問題に出会うことで、お子さんの天井を高く設定することができます。

お家で勉強の習慣がついてきたら、レベルアップの問題集を。

こちらは応用問題も載っています。

春休みに、前の学年のドリルをスタートすると、全部習っているはずなので進めやすいです。

(たまに先取り学習内容で、次の学年の問題も入っています)

標準問題と上級問題があって、標準問題は教科書レベルです。

最初に標準問題をやっていくと、進めやすいです。

習っている内容でも、問われ方が初めての問題も多いです。

最初は大人と一緒にされても大丈夫。

続けていれば慣れてきます。

この問題集で、標準が正解するようだと、学校の算数のテストは100点が当たり前になります。

上級レベルが解けると、学力テストの算数でも高得点が取れるようになります。

 

あまりたくさんのことをしようとしても、親も続けられないので、まずは宿題のチェックはオススメです。

ドリルなどを用意される場合、先に日付を振ってしまいましょう。

やる前に日付を振っていると、やり遂げやすくなります。

3月からは復習にいい機会なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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