ポスターと言えば、長女が興味深いことを言っていました。
「次女ちゃんは自分でどんどん塗るんやなー」
長女さんは小学生の頃から、「ママのオススメ」に頼りがち。
なかなか『自分の作品』にならないタイプです。
そう、それは今思うと、シルバニアのお人形遊びから始まっていました。
ていねいに写真通りに並べようとしては、並べる途中で力尽きて遊べないタイプでした(^^;
お手本があって、それに憧れて真似したいのです。
そんな長女は、ポスターなども「何色塗ったら良いと思う?」としょっちゅう聞いてきていました。
当時はそこまで深く考えていなかったので、「え?赤が良いんちゃう?」などと、オススメの色を答えていたのです。
ところが。
これがまた、大学生になっても成長しなくって大変(^^;
「どっちが良いと思う?」「どうすれば良いと思う?」って、しょっちゅううるさい…。
しかもお洋服など、「こっち」って言っても、結局反論してくるんですよね。
じゃあ聞くなよ…と思っても、長年の聞き癖が止まらない( ;∀;)
そんな長女から見たら、自分で勝手に絵を描いて、自分で色を塗っている次女さんが不思議の国の住人。
「ママに聞かん塗っとる!」と、ずっと感心しています(笑)
私はそんな長女にも、『自分の作品』が作れるようにと、小さい頃から声をかけてきたつもりだったのですけどね(^^;
それでも本人は、「ママに聞くのが一番!」と思い込んでいたようです。
次女さんは小さい頃から長女と全然違うなーと感じることが多くて、シルバニアの遊び方も独特でした。
積み木を並べて仕切りったお家を作って、そこに自由に配置していくのです。
自分で遊びたいビジョンがあって、それを作っていく感じです。
そのためか、ポスターでも何でも、自分のビジョンを邪魔されたくない。
小さい頃から「ママは言わんといて」と、口出しはキョヒされていました。
私は小さい頃のシルバニアのような、次女さんの発想を見るのが好きなので、もちろん口は出さずに楽しみにしています(^^
次女さんも『自分の作品』を大切にしたいので、口を出されたら、気持ちが引っ張られるのを警戒しています。
最近は感想文なども、ママの意見を聞いたら自分のものじゃない文になると思われているようで、一切手出しさせてもらえてません(苦笑)
親は良かれと思って口を出しても、子どもからしたら、大人の意見の方が正解に感じてしまうので、余計なお世話なんですよね…。
ママの意見を聞きまくっていた長女さんは、小中学生の頃に自分で選んで決めて買ったものも、今では「ママが言ったからこれにした」って言っていて、そんなわけあるかーい!とツッコミ。
子どもの記憶って当てにならないし、思い込みも激しいんだな…と、白目な日々です。
そんな、ポスターをめぐる姉妹二人の違いでした。
長女にもそろそろ、親に意見を求めないようになって欲しいのですが…(*_*;
お世話を焼きすぎたかなーと、反省の日々です。
今からでもと、中学生くらいからなるべく放置しているのですが、それだ「一緒に考えて」とギャースカうるさくなるばかりで…。
忙しくて放っておかれた次女さんの方が、自分でテキパキするのでうちではかなりしっかり者です。
(でも、子ども相応に「やらかす」のは次女さんの方…)
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