5年生クラスは分数が終わりました。
しかし、家学を見ると…。
ん?
通分がいる、帯分数のひき算、途中の計算が無いんですが…?
これ、いきなり暗算で答えが出るわけないよね?
な、プリントを提出している人多々。
仕方がないので、同じ問題をもう一度作って、昨日、みなさんに解いてもらいました(^^
結果。
はい、全員途中式書いてますー!
あの家学はなんやねーん!!!!!
ということで、「答え写したら、こうやって先生が面倒くさいことするから、普通に練習しようね」とお話を。
それでも「別の紙にやった」とか「その時はできた」という姿もありますが、「先生は提出されたものしか見ないので、疑われたくないならば全部出しましょう」とお話しています。
やってみて、全然できなかった人も何人かいらっしゃいます。
答えを写していたので、そもそも解けてなかったケースの他、家でやってまちがえたのに、赤で答えを書いただけのケースです。
これは、やっていないのと、実力が変わりません。
5年生クラスの次の課題がココ。
まちがえたときに、自分でやり直す手順を確立することです。
ここを練習するため、ほーぷドリルを毎週持って来てもらうようにお話しています。
更に、課題がもう一つ。
「仮分数やと、答えは何になるん?」の質問がいくつか出たこと。
例えば、「3と2/5ー1と4/15」なんてあったとします。
これを全部仮分数に直して計算しているケースです。
確かに、仮分数に直しても答えは出ます。
「学校で先生はいいって言った」って仰るのも分かります。
でも!
うちの教室の子たちには、ここで満足して欲しいとは思っていません(^^
必ず「整数は整数で計算してから、分数の計算をするように」と練習してもらっています。
理由は大きく2つ!
①仮分数に直す際に、計算ミスが出る人が多い。
②帯分数で計算できない人は、分数の意味が分かっていないケースが多い。
特に②です。
これが今まで非常に多かったのです。
そして大抵、6年生の分数に入ると、訳が分からなくなってしまいます(^^;
絶対に仮分数に直す人は、算数で行き詰るケースが多かったので、今は時間がかかっても、帯分数の計算を練習してもらっています。
お子さんたちにも、「みんななら計算上手やし、絶対に帯分数の計算もできるから、仮分数にしないで練習して欲しい」とお話しています(^^
「確かに学校の勉強は簡単やから、これくらいやってもええかな~」なんて声も(笑)
ま、そんなこんなの5年生クラス、よく頑張っています。
だからこそ、せっかく頑張っているので、中学生でも大事な分数の計算では、学校では見逃されていることも、細かくレベルチェックです。
また、家学で手抜きが出始めているケースも見えるので、ちょーっと「バレてますよ?」アピールでした。
ご家庭でも少し気にかけてみてくださいね(*^▽^*)
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