ここしばらく、学習姿勢について書いています。
と言うのも。
素質やセンスを感じてるお子さんでも、うまく伸びきれない姿がたくさんあったから(ToT)
低学年の頃。
お!良い感覚あるじゃん!
数字の捉え方が良いねー。
この図形センスは学年こえてるな!
いろいろと発見があります。
でも、年とともにその良いところが消えていくのも、たくさん見てきています。
その原因は。
恐らく、うまく生活リズムが作れなかったこと。
お子さんにどんなにセンスや才能があっても、親が気づかないまま、家学がうまくできなくて退塾されるご家庭は一定数ありました。
恐らく、自制心を育てることができなかったこと。
お子さんにどんなにセンスや才能があっても、ゲーム類の娯楽の時間が増えていき、それ以外のことを嫌がるようになってしまう、そんな姿もありました。
良いものがあったのに、親が気づかない間に消えてしまう。
意外とあります(ToT)
運動や芸術とちがって、勉強のセンスって、親からは見えにくいかも知れません。
でも、ちょっとした算数の問題、ちょっとしたパズル。
そんな中から、「この子はいいものがある」と感じることも多くあります(^^
まだ勉強をたくさんできる年齢じゃないから、最低限で良いので、勉強嫌いにならずにじっくり育って欲しいと願っていたお子さんたちも、たくさんいました。
実は勉強って、内容を教えることじゃなくて、取り組み方を整える方が大事なんです。
学校の宿題でも何でも、落ち着いて整理して、ていねいに取り組むことができれば、ちゃんと伸びていきます。
勉強は大事だよと、大人が目をかけてあげること。
夏期講習で忙しかったので、わが家も反省だらけですが、大人が目を配って手をかけていることを、お子さんたちは大事にします。
だから特に、小学生の間は「宿題の時間」をきちんと作ったり、やった計算ドリルや漢字ノートに目を配ったり、手間を選んで欲しいと願っています。
放っておいて自分でする、なんてことは、まったくありません(笑)
子どもが小学生の間は、勉強の時間、ご飯の時間、お風呂の時間、リズムよく毎日を過ごせるように調整するのが、大人の仕事です。
学校の宿題だって、「こういう風にやるもの」と、正しい姿を伝えてあげる必要はあります。
今までも「学校の宿題をやらない」というご相談はありましたが、しないなら、させる工夫をしていきましょう。
低学年のお子さんたち、普通は「できません」(笑)
わが家も2年生くらいまで、毎日の宿題をさせるのは手間でしたし、大変でした。
あ、口だけで「しなさいよ」と言っても無理ですよ!
「する」とは、どういうことか。
ノートの置き方、集中の仕方、全てを見せてあげてください。
お手本を見ればできる子も多いです(^^
お子さんたちは、たくさんの才能の原石を持っています。
まだテストでうまく表現できなくても、普段の発言や取り組み方で、将来を楽しみにすることも多いです。
苦手なことがあっても、前向きに努力したり、一生懸命に考えて頑張っています。
続けていれば、いろんなバランスが整ったとき、うまく表現することができる、と信じています。
それにね、皆さん本当に、お母さんたちのことが大好きなんですよ(^^
テストを返却したときなど、多分、お母さんたちのお顔が頭に浮かんでます。
だから私が、「怒られそう?」って声をかけたら、苦笑いするひとたち続出。
本当にみんな、お母さんの笑顔が見たいし、大好きなんだな~と実感しています。
どうしても毎日、イライラしてしまったり、できないところに目が行きがちかと思いますが、そんなお子さんたちを温かく見守って欲しいと願っています。
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