またまた5年生の話題ですが、毎年発生するのが「けものへん」のまちがい。
初めて書くときに、「てへん」と同じだと思ってしまう方が多々(^^;
下からはねて書いてしまいがちです。
本当に多いので、要注意です!
お直しの印をつけて、向きを書きこんで返却しても、また同じように書いてしまったり、正しく伝わらないことも。
最初は読んでないのかな?と思っていたのですが、読んでも意味が分からない様子なので、口頭で伝えました。
「けものへんは、上からはらうねん」
「え?ウソ?」
「だって、これは犬の形がもとになってるから、足が体から伸びないと変やろ?地面から足が体につきさすん?」
「それはコワイわー!」
上から下へ。
と、向きだけ伝えても、多分すぐに忘れます(^^;
でも、なりたちを伝えて、犬の足だとみてもらえたら、下から上がると変だ!と分かります。
ということで、なりたちを理解するのは、漢字のインプットにも大いに役立つ、というエピソードでした☆彡
小学生さんが漢字を覚えにくいのは、字だけで覚えようとするからです。
そうではなくて、なりたちや、意味を考えながら練習することで、覚えやすくなりますし、自分で漢字を習得する良い習慣がつきます。
だからこそ、なりたちが全て載っている、縦長漢字ノートを塾では使用しています。
教室でも声はかけていますし、授業の中には取り入れていますが、ぜひご家庭でも意識してみてください(^^
コメント