5年生クラスは高学年らしく、自己採点の練習スタート!
これができないと、「勉強しているのに成績が上がらない」中学生になっちゃいます(^^;
本当に初歩の初歩からのスタートなので、答え合わせのときの机の上の配置から。
「答えは左(利き手じゃない方)に置いて、左手で該当部分を指さすよ」
「○は番号にだけつけるよ」
解答の配置、両手の使い方から伝えています。
これ、勉強ができる子は、自分なりに工夫して、中学生になる頃にはやっています。
でも、大多数の子は、全く知らないまま、右手だけで丸をつけて、左手は椅子の上。
解答の場所も行方不明になって、チェックするだけでめっちゃ時間がかかります。
まだ初心者なので、間違えたときは赤で解答を書いてもらいました。
そしてその後。
「何で自分はまちがったのか説明できる?」
と、正しい答えとにらめっこ。
そしたら。
「あ!なんや~!」
「そっかー!」
と声が上がります。
素晴らしい!
自分で、何をやっちゃってたのか、気づけたらOK!
番号に青ペンで丸をつけてもらいます。
6年生以上は、解き直しもしていますが、今はまだここまで。
答えとにらめっこして、スッキリする習慣をつけて欲しいので、ハードルを下げています(^^
ただ、kmとmの単位変換で、「何かゼロがずれとった」じゃダメです。
「次に同じ問題出たら解ける?」と、声をかけて、正しい答えになるための考え方をインストール!
「ずれとった」だけだと、同じような問題で、結局またまちがえます。
こういうのは、一発ではなかなか身に付きません。
しばらくは、「おかしいな。また間違えたな」を繰り返しつつ、『答え合わせでできることを増やす』ように、練習していきます。
これが自分でできるようになれば、本当に一番ラクチンな勉強法なのです(^^
授業では単元の内容を進めることも大切ですが、勉強の形を整えていくことも重要視しています。
茶道や武道のように、勉強にも型がありますよ~。
だいたい2年くらいはかかるので、じっくり練習していきましょう。
小学生さんはまずは漢字練習で、自分テストを上手に!
中学生さんは英単語や計算問題で!
お家でも、どういう風にやっているか、ときどき気にしてみてくださいね♪
コメント