小学生クラスは、100マス計算に取り組んでいます。
ただの計算力UPだと思うなかれ。
100マス計算には、思いもよらない、いくつもの秘密が隠されています。
理由1)集中力をつける
お家での宿題に、ダラダラと時間をかけていませんか?
集中して取り組めばすぐ終わるはずなのに、休み休み時間をかけてしまう。
それは「集中する」経験が少ないから。
100マス計算では、ぐっと集中して取り組むことを学びます。
どの学年も、初めての方は、キョロキョロ周りを見たり、休み休み取り組みます。
でも、次第に集中できる時間が長くなります。
ここで集中した経験は、他の学習でも生きてきます。
ぐっと集中力が上がり、学習への向き合い方がスムーズになります。
鉛筆の音だけが響く、集中タイムの4年生。
じっと座っていることが難しかった1年生も、2か月ほどで集中タイムに入れるようになりました。
理由2)自己肯定感を上げる
練習の分だけ結果が出るので、子どもにとってシンプルです。
タイムが速くなれば、みんなニコニコ。
「先生、お家で1分切れた!」
「自分で増やして練習してみた!」
ご家庭での頑張りも、笑顔で嬉しそうに報告してくれます。
毎回の計測では、読み上げたタイムを聞いたときの反応に、全てが表れます。
「よっしゃ!」とガッツポーズを取る男の子。
控えめな女の子も、私の顔を見てニコっと笑います。
惜しいときは、「はぁ~」と大きなため息。
毎週がドラマチックで、嬉しかったり、悔しかったりする瞬間をたくさん味わっています。
練習すれば必ず記録は更新できるので、褒めてもらう材料はたっぷり。
笑顔が増えて、計算も速くなるので、自己肯定感もぐんぐん上がります。
頑張った人は、お菓子の千本引き!
100マス計算は、他人と競うのではなく、「過去の自分に勝つこと」。
だから、前回までの記録を更新したり、問題数を増やした人は、ご褒美があります。
紐の先には小さなお菓子の他、大当たりの大きなお菓子もあるので、みんな楽しみにしています。
理由3)家庭学習の習慣がつく
宿題をためこんで、まとめて慌てて取り組んだり、答えを丸写しの方はいらっしゃいませんか?
100マス計算はさぼってしまうと、効果が出ません。
毎週4枚、4日間のプリントを、1日ずつ分けて全力で取り組むことで、初めて効果が出ます。
やるならば結果が欲しい!
宿題を正しくやることのメリットを感じるので、さぼっていた子たちも、正しくやることが当たり前になってきます。
まとめてできない宿題なので、家庭学習の習慣づけにはピッタリです。
ぜひ一緒に、100マス計算に取り組みましょう!
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