懇談シーズンです。
お子さんを取り巻くいろんな話題がありますが、一番出るお言葉が「話しても通じない」という嘆き声。
はい。
本当に。
通じません~~~~( ;∀;)
実はそもそも、「通じる」と思う前提がおかしいのです。
だって、2歳の頃の幼児ちゃん。
5歳の頃の園児ちゃん。
1年生、2年生・・・・。
中学生になっても。
生きて来た時間が、大人とは違い過ぎます。
「通じる」わけないのです。
だってそもそも、大人と見ている世界がちがいますもん。
だからまずは、大人の正論が通じるという前提を崩して欲しいです。
通じない前提で、関係を進めていきましょう。
「通じない」は当たり前だと思っているので、通じないことを、私に申し訳なく思わないで欲しいのです。
(忘れ物が多いとか、家学がきちんとできていないとか、じっと座っていられないとか、そんなのアルアルのコミコミです!)
親が話していても、「あ、通じてないな」と思ったら、「この話は通じないんだ」と心にリストアップ。
まだ無理だったか。
仕方がない。
ここで一度受け入れましょう。
ピーマンがまだ苦手なのね。
程度で。
あれができない、これができない、たくさん気になると思います。
「あ、まだできないのね」
とりあえず、これ。
別に「今」できなくていいのです。
もし今、そのことで苦しいなら、「今しなければ」と思い過ぎているから。
大人も含めて、人間は変わります。
必ず前に進みます。
半年くらいたって、そういえば…なケースだってたくさん見てきました。
もちろん、もっと数年単位の長期戦だってあります。
そんな姿を見ることができるのは、小学生から中学生まで、一人で担当して見させていただいている、私の特権です。
学習面でも、小学生の間にあまり納得できていなくても、中2くらいになると、すっと理解ができるケースも多く見てきました。
お子さんたちが育つことで、同じことをしても見えているものがちがってきます。
だから今、うまく伝わらないことが、永遠に伝わらないこととイコールではありません。
ざっくりとですが、小4までと小5からは違います。
次は小5~中2くらいまでがひとくくりで、一番暴れん坊タイム。
中3~高校生は、少し落ち着きます。
個人差があると思っていますが、お家の方のお話を伺っていても、そんな流れです。
そんなわけで、「どうやって通じさせるか」なんて思わずに、「まだかー」程度で流しておくのも、心のケアに大事です。
真剣に考えることだけが、ハッピーにつながるわけでもなく。
ストレスとためてしまって、隠れ病気など生み出さないように。
あ、でも。
お子さんが親の話を「聞いてくれない」場合は要注意。
たまたまついている病院の待合室のTVのように、ただ流れているだけ。
興味を持てないから、何か流れているな~程度。
もしかしたら、親が既につまらないコンテンツなのかも?!
スマホやゲーム以下のコンテンツになり下がってないか、親も自問自答が必要です?!
どんな優れた商品でも、プレゼン下手だと顧客に選ばれない!
あきらめろと言うわけではないのですが、成長を待ってあげてもいいんじゃないかなーと思う次第です。
大丈夫。
そんなに心配しているお母さんたちのお子さんですもん。
愛されて育っている子は、ちゃんと頑張れます♡
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