小学生さんと授業をしていて、気を付けていることがあります。
これができれば、大抵の小学生の勉強は問題なく進められます。
逆に、これができなければ、どんなに地頭が良くて。
算数や国語のセンスがあって。
素晴らしい能力を秘めていても。
勉強ができなくなります。
そんなケースもたくさん見てきました~( ;∀;)
それは。
「前を見て話を聞いているかどうか」
です(^^;
もう、これ。
ほぼ、これ。
4年生以上はテキストを使って授業形式ですが、授業を聞くことができるか、が分かれ道。
テキストを開いていても、話を聞かずに自己流で解いてみたり、落書きをしたり、練り消しを作ったり、シャーペンを分解したり。
そもそもテキストを開かない、机に出さない、なんてことも…。
だから4年生~6年生の授業では、導入部分では板書だけで進め、なおかつ対話型で個人指名で答えてもらったりします。
一番効果的なのは、登場人物をみなさんの名前に置き換えること。
自分の名前がしょっちゅう出て来るので大喜び?!
ワイワイ言いながら、全員が一緒に考えられるように導入しています。
でも、きっと小学校だとそうはいかないですよね(^^;
全く話を聞いていない姿を見ると、学校での姿も気になります。
だから小学生時代に、一番最初に身につけて欲しいのは、「前を向いて話を聞くこと」です。
先生の話を聞いて、同じペースで行動するだけ。
本当にたったこれだけができない、やらない、ために、勉強が難しくなっているケースもとても多いです。
小学校生活、毎日6時間×5日間。
先生の話を聞かず、ぼーっと退屈そうに座っているだけの授業。
周りが何か書き始めたら、ごそごそ鉛筆を出して、キョロキョロ見回して、あ、それやるんだ~って感じで、何歩も遅れながらスタートする。
でも、聞いていないので、やり方もよく分からないし、すぐに手が止まっちゃう。
それが毎日、6年間、いや、更に3年、続いていくのです。
想像すると、親として胸がキュッとする場面です。
日常のほとんどを過ごす学校で、お子さんたちに苦痛な6時間を過ごして欲しくない。
学校で笑顔がたくさん出るようになって欲しい。
そんな思いを、開講当初から持っています。
塾でもあります。
そんなキョロキョロ、手が止まって困った顔。
そういう時は手伝いますが、「もう一度説明」はしません。
それが当たり前になると、学校では自分で対応できないからです。
低学年でできない場合、そもそも、「話を聞くように」と教わったことが無いのです。
教室では学習内容以外に、いろんなことに声をかけています。
「座るときは背中をこうやってごらん」
「足を椅子に乗せずに座る練習をしようか」
「鉛筆はこうやって持つ方が手が疲れないよ」
「筆箱の置き方はこうやると勉強しやすいよ」
ちょっとずつ、先生の話を聞いて、さっと行動に移すことを練習していって欲しいと思います。」
中学生さんでも、もちろんあります。
勉強が苦手なケースは、ほぼ、板書の説明を聞いていません(^^;
中学生になると、「聞いていないから分からない」のか、「分からないから聞いていない」のか、もうどっちが先?という状態ではありますが、わからなくても「聞く」姿勢を作らない限り、分かるようにはなりません。
こちらから個別に声をかけながら、対話しながら進めることも多いです。
勉強で困っていると感じられたら、まずは「学校の授業を聞いている」のか、気にしてみてください。
そして小学生さんは、聞く姿勢を育てていきましょう(^^
日本の学校教育を受けるからには、まずは授業をしっかり受ける、その力があるとうまくいきます。
それに、これって社会に出てからも、どんな場面でも必要ですよね。
学校の勉強で必要なことは、社会に出てからも必要です。
じゃあ「どうやったら、授業を聞く姿勢って育つの?」という話題は、また明日にでも。



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