100マス計算の姿を見ていると、頭の中の『計算装置の回路』がつながっているかどうか、スケスケに見えます(^^
小学生の間に、絶対に備えて欲しいのが、この回路です。
その特徴は、以下の2点。
「数字を見て一瞬で、補数や約数などが頭に浮かぶこと」
「計算し続けることができること」
簡単なようですが、学校の勉強量だけでは、なかなか身に付きません。
2年生クラスでは、みなさんの頭に『新しい装置』が備わったようです(^^
ちょっと前までは、装置も回路も持っていなくて、指に外注していたので、めっちゃ時間がかかることもありました。
でも今は、誰も外注せずに、頭の中だけで完結しています。
7月からスタートした3年生さんは、4か月経過。
最初、ひき算は全部指を使っていましたが、2か月ほどで頭の中に『計算装置』ができました。
でも、100マス以外の計算の場面では、まだまだ指がウニョウニョしています(笑)
回路はまだ拡張工事中、という様子です。
この回路、低学年ほど備えやすく、高学年になると備えるまで時間がかかるので、4年生になる前に指は卒業して欲しいところです。
今まで、指で計算する人はたくさんいましたが、指を卒業するまでにかかった時間は、2年生さんがダントツ速い!
4年生以降で指が動いていた人は、5、6年生の今も、指を使わない計算で練習中です。
その計算風景は、まだ回路が建設中で、工事をしている小人さんたちが頭の中に見えちゃいます。
恐らく、100マス以外の場面では、指を使っちゃうので、なかなか難しいのでしょう。
3年生含めて指チームさんは、私にばれないように、机の下に手を入れて、うにょうにょ動かすことも多いので…(^^;
そして、スピードにこだわるのは、計算って集中力と体力がいるからです。
1分切りをしようと思うと、並大抵の集中じゃ足りません。
それこそ、全集中!って状態で、コンディション整えて、鉛筆の状態まで気を配って、計算の世界に入り込みます。
2年生さんなんて、息もしてないんじゃない?!ってくらい、すごい顔です(^^
でも、これも、やってみないと、「知らない」んです。
今まで、当教室に入るまでに、お家で100マス計算練習してきたよ!という高学年の方がいました。
そこそこ良いタイムにはなっていましたが、2分が切れない。(歴代2年生でも切ってます!)
でも、教室でみんなが真剣にやっているのを見て、自分のやり方だと全然足りなかったことに気づきました。
だいたい、初めて教室で参加した人は、高学年でも、休憩しながらゆっくりと取り組みます。
女の子だったら、途中で髪の毛を触ったり、かき上げたり。
男の子はちょっと伸びをしたり、きょろきょろ周りを見たり。
みんな、途中で「ふぅ~」ってため息をついたり、何とか休もうと必死です(笑)
中学生になって、一番ネックなのは、50分間のテストに耐えられないことです。
小学校のテストは50分考え続ける必要が無いのですが、中学校のテストは50分一生懸命考えて時間ギリギリです。
本当にしょっちゅう、「時間が足りなかった」と嘆きます。
でも、違います。
時間が足りないんじゃなくて、集中力と解き続ける体力が少ないんです~!
スポーツをイメージしてください。
サッカーでもバスケでも、試合終了まで走れなかったら試合になりません~。
その試合前の練習でも、疲れるから~って、休み休みボール追ってたら、そもそも試合で走れませんよね。
そーいうことが、中学校の勉強で起こるんです(^^;
だいぶ過去の話ですが、こんなことがありました。
上のご兄弟が数学が苦手だということで、その塾生さんじゃないご兄弟に、試しに100マス計算してもらいました。
学校でもまじめなお姉ちゃんだったのと、近所の塾にも通っていたのに、なぜか数学があまりにできないと、お家の方も不思議だったのです。
結果、たし算もひき算も、30問到達しない量でイライラして、全くできませんでした。
学校の先生も、塾の先生も、親も、本人も、計算し続けられないことに、気づいてませんでした。
その後、お家で練習することを勧めましたが、本人が嫌がってダメだったようです…。
頭の中の『計算装置と回路』、これは絶対に小学生の頃に、早いうちに身に着けて欲しいと思っています。
ちなみにうちの長女さん、装置はあるのですが、回路が弱いのが…( ;∀;)
計算はそこそこできるものの、約数が苦手なんですよねー。
長女はクラブチームやっていた2年生~5年生は、塾の授業に参加していなかったので、小学校のときの計算量、かなり少ないんです…。
それが高校生の今もネックになってるので、かなり切実な私の叫びです( ゚Д゚)



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