土曜日に月に2回開催している、中学生向けの国語講座。
4月~6月は、説明文・論説文の解き方からスタートしました。
読み方、問題の取り組み方、最初は全部、まねしてもらいました。
例えば、問題の長文を読むときは、鉛筆で指しながら読んでいくこと。
読みながら、注意すべき接続詞に、印をつけていくこと。
「しかし」「そして」くらいは良いのですが、「ところで」「つまり」になってくると、つながり方の判断に迷う人は多いです。
接続詞は、出てくるたびに解説を入れています。
設問の読み方も、だいぶ練習しました。
何を答えるかの部分は、必ず囲む。
「書きぬき」などの指定や、「○文字」などの指定も囲む。
これを必ずやること!
この習慣だけで、全然違います。
設問に出てきた言葉を、本文中で探すのもポイントです。
そういったことを、毎回、問題を解きながら、声かけして、ヒントを出して、自分で考えて、取り組んでいきました。
何回も参加した人は、自分で手が動くことがすごく増えて、「いいところに印ついてる!」と声をかけるような場面も。
中3さんは、もうすっかりベテランさん。
「先生が解いてみたときのチェックと、似てきたね~」と感心。
ということで、7月からは小説文に入っていきます。
国語苦手さんは、論説の方がやりやすいので、小説文は後回しでした。
小説は、心情を表す語彙がとぼしいと、文脈から心情を読み取れないので、とっつきにくいです(^^;
とは言え、他の部分は論説と同じルールも多いので、一緒に練習していきましょう!
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