漢字ドリルって、丸付けするんですか?とよく聞かれるので、答えてみました♪

小学生の学習法
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小学生さんの取り組んでいる、横長の漢字ドリル。

上の学年から、ぼちぼち終了しています(^^

 

このドリルでは、答え合わせを自分でしてから提出です。

「答え合わせをすぐする」という習慣づけの1歩です。

高学年は、採点していないものは、宿題忘れ扱いなくらいです。

でも、低学年さんはまだ習慣づいていないので、最初はお家の方のお手伝いが必要です。

採点間違いももちろん多いですが、まずは、『習慣づける』のが1つ目のゴール。

私も教室で何度も声をかけていますが、一番効果があるのは、やった直後なので、お手数ですがご家庭でのサポートをお願いします(^^

 

中学生になると、全て自分で採点しなければならなくなります。

学校の課題は、自分で解いて、自分で採点して、自分で間違えたところを直して、覚えて、できるようにしなければなりません

これ、いつになったらできると思いますか?

 

小学校はほぼ、自己採点の練習をすることはありません。

何も経験がないまま中学生になると、ほぼ、丸付けをしません(^^;

解答を書いても、合っているのかどうか、気にしません。

中1さんの学校ワークを点検すると、解くだけ解いて、放りっぱなしをよく目にします。

「すぐせなアカンやん!」と、私から注意を受けて、慌てて採点する人も多いです。

 

採点しないと、どうなるか?

後から、間違えたところを赤で書いても、問題を覚えてませんよね。

何のインプットもしないまま、真っ赤なワークを提出することになります。

大事なのは、解けないかった問題の答えが何なのか、確認することなんです。

確認して、そこでインプットするんです。

 

しないと、どうなるか?

ご想像通り、テストで点数が取れません。

勉強してるのに、おかしいな~?

と言いながら、平均点に届かないテストを手にすることになります(^^;

本人は勉強しているつもりだし、お家の方も「一生懸命問題解いているのに、何で?」という状況になります。

実際、すぐに採点していない中学生さんは、その科目の点数は伸びていません。

「難しかった」と言われても、そもそもインプットができてません~(+_+)

インプットが無いのは、勉強ではなく、作業です!

 

更に悪いこと。

 

自分で採点するって、答えが手元にあるわけです。

おお!答えがあるじゃん!

写しますね~(^^;

しかも、本人が答えだと思って写していても、実はページが違ってて、全然違う答えを一生懸命かいて、○つけていることも、すごく多いです。

もう、何がなんだか…。

そりゃ、どんどん勉強が分からなくなりますよね。

小学生の間に、自己採点に慣れることで、答えを写したくなる誘惑にも、勝てるマインドを育てていきたいと思います。

 

でも、自己採点ができないと、こういう風に流れていく人は多いです。

どんな採点をするかで、だいたい、中学生になったときの成績は見えています

だから、できるだけ、自分のためになる採点をして欲しいんです。

教室でも、かなり口うるさく自己採点については、注意しています。

特に高学年は、算数の問題の自己採点もあるので、ここで答え写しのウソ勉強が出ないよう、本当に神経を使います(^^;

でも週に1度しかお話できないので、できればご家庭でも、このゴールを共有していただけたらと思っています。

 

という、そんな中学生ルートを見て、2年生さん、3年生さん、4年生さんの漢字ドリルをしてもらっています。

中学生になったとき、自分で採点を正しくできて、自分で学力を伸ばせるように、なって欲しいと思っています。

今年初めて漢字ドリルに取り組む方は、なかなか習慣がついていないので、未来への投資と思って、サポートいただけたら助かります。

毎年やってる5、6年生でも、まだ習慣がついていない人もいます~。

これができれば、中学生になってもだいぶ楽なので、頑張って欲しい!

宜しくお願いします(*^▽^*)

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