中3授業では毎回国語読解演習を。
論説文、小説文、読解問題をスピーディに解くコツを伝授しつつ、スピーディに解く練習を重ねています。
昨日は小説文だったのですが、普段は正解の多い方も大苦戦!
その理由は。
その場面の前提条件が想像できなかったから~。
昨日は山岳救助をめぐって、揺れ動く登場人物の心理描写がメインでした。
でもこれ、山岳救助が命がけであることや、どういうものなのか分かっていないと、想像できません(^^;
私はタイトルが『クレバス』だったので、ヤバイヤバイ、これは死ぬか死にそうになる話や!怖い話や!と、緊張感がありましたが、言葉を知らないと平和です。
何人か、状況が想像できて、心理描写が読めた人は、正解しやすかった様子ですが、イメージが持てなかった人は、いつもより難しくなってしましました。
こういうことは、論説文ではないのですが、小説文ではよくあります(^^;
状況が想像できないために、国語が苦手。
とても多いです。
本をたくさん読んでいる人が国語に強いのは、読解力うんぬんよりも、場面の理解が速いというのもあります。
だからマンガで良いので、小学生の間はたくさんのお話にも出会って欲しいのです(^^
シチュエーションで言えば、ドラマでも良いくらい。
医療系ドラマとか、刑事ドラマとか、好きな子は好きですよね。
どんなシチュエーションの物語に出会っても、何となくイメージが浮かべが、問題を解くスピードだって上がります。
マンガでは、現実的ではないシチュエーションが多いですが、書かれている言葉はとっても役に立ちます。
日常会話では使わない難しい言葉も出てくるし、絵がシチュエーションを物語ってくれるので、使い方も自然とインプットされていきます。
マンガが好きな子は、国語へのハードルも低いです。
そんなわけで小学生の間に楽しんでいても、中学生以降に伸びる材料はいっぱいあるので、机に向かう時間は少な目に、いろんな枝葉を広げていって欲しいな~と思います!
さぁ、私も、今夜のハリーポッターを楽しみにしている次女さんのために、長女さんの小説のハリポタをリビングの手の届きやすいところに設置せねば(^^
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