今までも何度か書いてきた、「子どもが宿題に時間がかかる」問題。
わが家もいろいろ、いろいろ、いろいろと、試行錯誤しました。
最近またそのエピソードをお話することが続いたので、改めて書いてみますね(^^
姉妹2人タイプも生活ペースも違うので、それぞれが実験です。
まず、学校の宿題の目標設定。
「さっと終わらせること」
ただこれ、ひたすらこれです。
ヤル気は不要!
やることだから、やる!
4年生でも、本読みを入れて15分~20分ほど。
6年生でも30分を超えないのが原則です。
やっていても、時間が掛かりすぎるのはNG。
「時間をかける練習」をしてしまっているので、逆効果な面もあります。
(中学生になって勉強量が増えたとき対応できません)
試されているのは学力ではなくて、実行力です。
小学校の宿題で学力に変化はそれほど生まれません。
変わるのは、「やるべきことをやる」という力。
でも、じゃあどうやったら、「さっとやって」くれるの?
ということで、わが家でやってみたことリストです(^^
次女さんは学校が好きじゃない1年生だったので、宿題ももちろんイヤイヤ(*_*)
そんな次女さんへの声かけは、「すぐに終わると思うから、やってごらん」「すぐだから大丈夫!」と、「すぐ終わる」ことをアピール。
特に、「あなたの実力だったらうまくいくよ」と、君は天才だ理論で、おだてながらでした(^^;
「他の人ならもっとかかるかもねー」とか、よいしょしまくり。
終わったら「さすがだねー」とべた褒め。
字が汚くても、「集中してさっと終わらせた」ことが一番大事でした。
終わらせることが優先だから、細かいことは言いませんよ~。
子どもの体感時間って、大人とは違うんですよね(^^;
宿題を始めたら永遠に感じるみたいで、それがイヤで、怖くて、なかなか取り組めなかったり、終わりが見えずにダラダラやってしまいがち。
最初に、そこをクリアしていきました。
2年生の終わりには、「自分は宿題をすぐに終わらせられる」と実感していたと思います。
かかった期間は2年間でしたが、その後は当たり前になったので、お手伝いし続けた甲斐はありました(^^
ちなみに、「やっててね」だとダメでした。
大人でも、人目が無いと油断しちゃいますよね。
部屋の掃除はさぼったり、次の予定もないと食事の準備もダラダラしがち…なのは私だけ?
ダイエットとか言いつつ間食も(^^;
子どもがやりたくないことを、先に済ませるなんて無理!
私が姿の見えないところでパソコン作業をしていても、宿題は全然進んでいませんでした…。
というわけで、「今から15分一緒にしようか?」作戦。
「お母さんは晩御飯作り始めるまで、15分ならここに座ってられるから、その間に終わらそう!」
ドリルやノートのセットなど、面倒くさいことも全部サービスです。
後は子どもが椅子に座るだけ。
子どもたちはお父さんお母さん大好き!
そばで見ていてくれると思ったら、がぜん頑張ります。
それに準備に時間がかかるので、そこまで用意されてるならば…と気軽になります。
この時、親が何かの「ながら」だと、効果が出ません(^^;
お子さんオンリー!全力で本気でお子さんのためのだけの時間を使う!
その覚悟で効果が出ます。
たった15分だけでも、効果が大きいので、週に1度でも使ってみて欲しいです☆彡
ちなみに高校生長女も、一緒に勉強は好きなようです。
テスト前など古文や漢文のYouTube解説動画などを探してあげて、一緒に見てお喋りするのは楽しいです(^^
いろいろお喋りしてるだけですが、その後も順調に頑張ってるので、効果はある様子。
長女が小学生の頃は、タイマーをよく使っていました。
何でもひらすら時間を計測してみました。
漢字ノートの時間、計算ドリルの時間など、全部そのままノートにも記録です。
速くきれいに書けてたら、嬉しい!というのを、本人は喜んでいました。
今までの卒業生さんでも、タイマーで測るのが好きな方は、やはり宿題がすごく速かったです。
帰宅後は18時まで遊びに行っても、夕食までの30分で終わらせられるから、本人も気楽にやっていたと、お母様がお話されていたのをよく覚えてます(^^
塾の宿題も、同じノリ。
やる曜日はもう固定化されているはずなので、「やる日だからやる」だけ。
時間帯も「学校の宿題の後」や「朝学校に行く前」など、ご家庭に応じて決めておきます。
なるべく4年生くらいまでに、漢字と計算でリズムを作って欲しいです。
いろいろとご家庭のリズムもあると思いますが、今が一番、幼くて、一緒を喜んでくれる時期。
後になればなるほど、動かすのが難しいお年頃になってきます。
一緒にできたら「〇〇ちゃんと一緒に宿題できて、ママ嬉しい!幸せ!」で、むぎゅむぎゅと!
ほんとに、こんな時期なんてあっという間なので、一緒に宿題して、宿題だけで褒めてあげられるなんて期間限定!
ぜひご家族でトライしてみてくださいね(*^▽^*)
…ちなみに、高3長女でも「一緒に勉強できてうれしいね」というと、「うん♡」と満面の笑みです(^^;
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