6年生クラスでは、中1の国語、社会、理科の教科書を音読しています。
国語はまぁまぁいけるんじゃない?!って様子でした。
ちょうど、小学校の教科書で読んでいた小説文とも似たような要素があり、わが家の本読みでも「中学校と一緒やな~」と比べて楽しんでいました(^^
ところが、社会になると…漢字が難しい~~~。
言葉に舌が回らない~~~。
息継ぎも絶え絶え?!な様子の音読でした(^^;
理科になると…文章は社会より短く、読みやすそうではあるのですが、言葉が!
「胚珠」「子房」など、出てくるたびに、えーっと…という様子。
文章は読みやすいけれど、新しい言葉がどんどん出てくるので、理科も難しい~という様子でした。
学校の教科書は、習っていなくても漢字で書かれています。
読み方が難しいものは、フリガナが振られています。
最初の1回目だけ。
だから、そこで「ああ、この字はこうやって読むんだな」とインプットしないと、次に出てきても読めません(^^;
中学生になると、こういうケースが多いので、この「最初の1回目の出会いで頭の中にとどめる」作業は重要です。
本当にこれだけ。
これができるかどうかで、だいぶ勉強の負担は変わります。
それが当たり前のにある習慣が、小学生の間にできると強いです。
そしてもう1つ気になったこと。
文章を読むことへのハードル感。
どーーーーーしても、今までの人生で「好きなものしか読んでいない」「いろいろな文章を読んでいた」で、左右されます(TOT)
学校の勉強は基本的に、教科書を読むこと!
文字を読み続けて、頭で整理していく作業の連続です。
見慣れない言葉がたくさん出てきても、「へ~」って頭で整理しながら読めると最強です。
そんなわけで自分で選び取った推しの情報だけでなく、新聞とか公共メディアの情報に触れて欲しいわけです。
慣れていないと、文字を読むだけで精一杯。
それでも思い込みで読み違えている人も多いですし、助詞などはすっとばされてしまうので、あれ?意味が違ってくる…ってケースも多くあります。
6年生さんの様子を見ていて、きっと世の中の中学生でも大勢いるんだろうと想像しました。
ん?!大人でも大勢いそう?!
だからこそ、逆に、教科書がていねいに読めれば第一段階はクリアってことです(^o^)/
小学生の間に、意識して欲しいのは文章を読むこと。
取捨選していないものが望ましいです。
学校の本読みの宿題以外でも、たまにはじっくり音読を聞いてみるのもオススメ!
この夏は、たくさんの文章に触れる機会も作って欲しいと思います(^^
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