テストは勉強の穴を見つけるためのもの!テスト後のお直しに価値がある!

中学生クラスの日常
この記事は約6分で読めます。

中学生さんの期末テストのお直しを確認しました。

テストは、「できないところ探し」。

自分がまだできないところを見つけたら、必ず「できるようにする」のがテストの役目です。

点数が出た!って、終わったらダメですよ。

中3さんは今、いろんな問題を解いて、解けない穴を見つけて埋める作業中です。

埋める作業が一人じゃ難しいときは、覚え方のアドバイスや解説動画を作ったり、私もお手伝いしています。

それをやるのは、どの学年も同じ!

まずは練習から、一緒に頑張りましょう。

6年生さんは、模試を受けたらお直しから一緒に練習しますよ(^^

 

定期テストでは、×になった内容や、その時の取り組み方、その後の取り組み方など、細かくチェックします。

なので、テスト用紙が行方不明とか、無くしたからできませんでした~は論外です!

 

さて、今回の内容です。

恒例ですが、中間テストの範囲がすごく狭かったのに、倍増しちゃった期末テスト。

案の定、前半部分はワークもそこそこ丁寧に進めて、そこそこ点数も取れているものの、後になるほど準備時間不足だったんだろうなと思われます。

3週間前からワークチェックを開始しましたが、なかなか持って来れない&スケジュールも立てていない様子でした。

まずはスケジューリング。

動かないとお手伝いもできませんよ~!

 

そんな様子でしたが、余裕があれば絶対にできるのです。

じゃあ、今からやれば良いのです。

期末テストには間に合わなかったけど、これからも必要な内容です。

できなかったところは、今きっちり時間をかけましょう。

だから、ワークのコピーも、間に合わなかったからってやらないんじゃなくて、今やって次に生かすんです。

だって、冬休みの宿題も出るし、課題テストも出るし、学年末は全範囲だし、今後はずーーーーっと課題テストや入試に含まれるんですからね!

あ、月末の模試も出ますよー。

ここで、やっておけばよかったと、今の中3さんなら思っているはず(^^;

特に理科や社会は、中1中2の内容で、それぞれ総復習しているので。

書いてたら長くなったので、各教科ごとにまとめてみますね。

 

数学

「これ授業でお手伝いしたよね」というところが、テストでも苦戦です。

理解はできています。

授業で、やり方の説明を聞いたら、自分でスラスラ解けるんです。

でも、テストって説明聞けないですよね。

それに、授業から時間が経ってますよね。

 

授業での巡回指導では、習ったばかりなのでヒントをもらいながら、個別に解いています。

その後は同じ範囲が宿題になり、お家での練習もそこそこスムーズにできています。

この時、注意して欲しいのが「今週はこの解き方」というようなやり方をしちゃうこと。

これをやっちゃうと、なかなかテストでは解けません。

また、宿題用の問題集は単元のポイントが書いているので、見ればやりやすいんですよね。

レベルアップするならば、最初は見ないでできるかな?とチャレンジして欲しいです。

条件はテストと同じに!

 

そして、学校ワークで解けなかった問題。

必ず、説明できるレベルで解けるまで繰り返しましょう。

塾の宿題は青○で再チャレンジですが、学校の宿題になると赤で書きこんで終わる人も多いです。

もったいない!

 

テストのお直しを見ても、解説があれば分かるんだよね~という様子。

その、「わかる」から「できる」へは、自分ひとりでする練習が無いと、なかなかたどりつきません。

何も見ないで、お助け無しでさらさらと解けるか、意識して練習していきましょう。

 

社会

今回は、ワークそのままではなく、問題がひねっていました。

(そもそも、それくらいで良いのですが…)

ワークを一生懸命にしても、言葉だけしか覚えていない人には、ちょっと難しかったと思います。

だから×でも、「良い線いっている×」も多かったです。

そこはあと一息!と、努力を褒めてあげましょう(^^

点数にはなっていなくても、頑張ったことは伝わってきますので、1年生の今はお家でも褒めてあげていただきたいです。

 

理科

学校のワークそのままの問題が、多くありました。

記述は、うまく書けている人も多かったです。

ワークのコピーが無い人は、ちょっと怪しい?!

このコピーも人によって、出ている範囲が全然違うので、あれあれ?!と毎回不思議です(^^;

ワークではできているのに、テストで間違えた人は、「ワークの答えを覚えた」くらいかも知れません。

どこがゴールか、迷子さんです。

コピーを埋めることが目標にならないようにしましょう。

 

今回は濃度などの計算!

これ、めっちゃワークに出てたんですよね。

テスト前のワークチェックで、間違えている方が多いならば解説しようと思っていました。

例年、この期末テストの理科では苦労していたのですが、ワークを見たらみんな○が殆どで、問題ないとのこと。

しかし、テストを見てみると、やはり正答率が低かったです(^^;

テスト直しも怪しいので、水曜日は解説しますね。

お直しを出してもらうことで、私も穴を埋めに行きやすくなります。

ワークの結果とテストの結果の、不一致が起こりやすいのが理科

ワークのやり方を、てこ入れする必要がありそうです。

 

英語

三単現も入ってきて、いろいろと引っ掛かることも多くなってきます。

普段の授業を見ていても、まだ、そこまでキッチリできていないので、テストでもそういう間違いが出てくるのは、当たり前。

まずは、普段の授業の中で、三単現チェック、単数複数チェックなど、自分でできるようにしましょう。

毎回の授業で「英文チェック!」と、みんながウッカリするところリストを指さして声をかけてます(^^

これはもう、何回意識したか、回数なので!

 

理解に関しては、大丈夫。

分からないのではなく、英語の解答の見つけ方に気づけていないのが殆どです。

言われたら分かります。

英語でわざわざ説明をするケースは、ほぼありません。

問題を解く練習をしていきましょう。

 

国語

初めての古典。

出ていた問題は、恒例の基本的な問題ばかりでしたが、不器用そうに慣れてない様子がチラホラ(^^;

一緒に練習したときも、何をどうやって答えるのか悩んでましたもんね。

後は、声に出して読むこと。

古典の定期テストは、現代語訳と古文をたくさん声に出すこと。

とくに、古文は読み方など絶対に出るので、声に出しておかないと覚えられません。

現代語訳を読んでおかないと、意味が分からないので答えられないことも多々。

読み足りないなーと思われる解答も、目につきました。

古文の問題はいつも決まっています。

「これ出るよ」は、本当に出るので、信じてできるようにしましょう(^^

 

今回、全員漢字の正答率が上がっていました。

漢字の配点が大きいって理解してきた?

夏休みから頑張っていた、漢検の勉強がいい影響を及ぼした?

漢検は資格を取るというよりも、定期テスト20点分の漢字配点で、なるべく落とさないように、漢字練習に慣れてもらう目的で取り組んでいます。

漢字練習に慣れていたら嬉しいですね。

 

今回は、皆さん同じような傾向だったので、まとめて書いた方が早いかな?と書き始めたら、長くなってしまいました…。

こんな感じに、定期テストのふりかえりを細かくしています。

テストが終わったら終わり、ではなく、次につなげていきますよ~(^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました