中学生さんの期末テストのお直しを確認しました。
テストは、「できないところ探し」。
自分がまだできないところを見つけたら、必ず「できるようにする」のがテストの役目です。
点数が出た!って、終わったらダメですよ。
中3さんは今、いろんな問題を解いて、解けない穴を見つけて埋める作業中です。
埋める作業が一人じゃ難しいときは、覚え方のアドバイスや解説動画を作ったり、私もお手伝いしています。
それをやるのは、どの学年も同じ!
まずは練習から、一緒に頑張りましょう。
6年生さんは、模試を受けたらお直しから一緒に練習しますよ(^^
定期テストでは、×になった内容や、その時の取り組み方、その後の取り組み方など、細かくチェックします。
なので、テスト用紙が行方不明とか、無くしたからできませんでした~は論外です!
さて、今回の内容です。
恒例ですが、中間テストの範囲がすごく狭かったのに、倍増しちゃった期末テスト。
案の定、前半部分はワークもそこそこ丁寧に進めて、そこそこ点数も取れているものの、後になるほど準備時間不足だったんだろうなと思われます。
3週間前からワークチェックを開始しましたが、なかなか持って来れない&スケジュールも立てていない様子でした。
まずはスケジューリング。
動かないとお手伝いもできませんよ~!
そんな様子でしたが、余裕があれば絶対にできるのです。
じゃあ、今からやれば良いのです。
期末テストには間に合わなかったけど、これからも必要な内容です。
できなかったところは、今きっちり時間をかけましょう。
だから、ワークのコピーも、間に合わなかったからってやらないんじゃなくて、今やって次に生かすんです。
だって、冬休みの宿題も出るし、課題テストも出るし、学年末は全範囲だし、今後はずーーーーっと課題テストや入試に含まれるんですからね!
あ、月末の模試も出ますよー。
ここで、やっておけばよかったと、今の中3さんなら思っているはず(^^;
特に理科や社会は、中1中2の内容で、それぞれ総復習しているので。
書いてたら長くなったので、各教科ごとにまとめてみますね。
数学
「これ授業でお手伝いしたよね」というところが、テストでも苦戦です。
理解はできています。
授業で、やり方の説明を聞いたら、自分でスラスラ解けるんです。
でも、テストって説明聞けないですよね。
それに、授業から時間が経ってますよね。
授業での巡回指導では、習ったばかりなのでヒントをもらいながら、個別に解いています。
その後は同じ範囲が宿題になり、お家での練習もそこそこスムーズにできています。
この時、注意して欲しいのが「今週はこの解き方」というようなやり方をしちゃうこと。
これをやっちゃうと、なかなかテストでは解けません。
また、宿題用の問題集は単元のポイントが書いているので、見ればやりやすいんですよね。
レベルアップするならば、最初は見ないでできるかな?とチャレンジして欲しいです。
条件はテストと同じに!
そして、学校ワークで解けなかった問題。
必ず、説明できるレベルで解けるまで繰り返しましょう。
塾の宿題は青○で再チャレンジですが、学校の宿題になると赤で書きこんで終わる人も多いです。
もったいない!
テストのお直しを見ても、解説があれば分かるんだよね~という様子。
その、「わかる」から「できる」へは、自分ひとりでする練習が無いと、なかなかたどりつきません。
何も見ないで、お助け無しでさらさらと解けるか、意識して練習していきましょう。
社会
今回は、ワークそのままではなく、問題がひねっていました。
(そもそも、それくらいで良いのですが…)
ワークを一生懸命にしても、言葉だけしか覚えていない人には、ちょっと難しかったと思います。
だから×でも、「良い線いっている×」も多かったです。
そこはあと一息!と、努力を褒めてあげましょう(^^
点数にはなっていなくても、頑張ったことは伝わってきますので、1年生の今はお家でも褒めてあげていただきたいです。
理科
学校のワークそのままの問題が、多くありました。
記述は、うまく書けている人も多かったです。
ワークのコピーが無い人は、ちょっと怪しい?!
このコピーも人によって、出ている範囲が全然違うので、あれあれ?!と毎回不思議です(^^;
ワークではできているのに、テストで間違えた人は、「ワークの答えを覚えた」くらいかも知れません。
どこがゴールか、迷子さんです。
コピーを埋めることが目標にならないようにしましょう。
今回は濃度などの計算!
これ、めっちゃワークに出てたんですよね。
テスト前のワークチェックで、間違えている方が多いならば解説しようと思っていました。
例年、この期末テストの理科では苦労していたのですが、ワークを見たらみんな○が殆どで、問題ないとのこと。
しかし、テストを見てみると、やはり正答率が低かったです(^^;
テスト直しも怪しいので、水曜日は解説しますね。
お直しを出してもらうことで、私も穴を埋めに行きやすくなります。
ワークの結果とテストの結果の、不一致が起こりやすいのが理科。
ワークのやり方を、てこ入れする必要がありそうです。
英語
三単現も入ってきて、いろいろと引っ掛かることも多くなってきます。
普段の授業を見ていても、まだ、そこまでキッチリできていないので、テストでもそういう間違いが出てくるのは、当たり前。
まずは、普段の授業の中で、三単現チェック、単数複数チェックなど、自分でできるようにしましょう。
毎回の授業で「英文チェック!」と、みんながウッカリするところリストを指さして声をかけてます(^^
これはもう、何回意識したか、回数なので!
理解に関しては、大丈夫。
分からないのではなく、英語の解答の見つけ方に気づけていないのが殆どです。
言われたら分かります。
英語でわざわざ説明をするケースは、ほぼありません。
問題を解く練習をしていきましょう。
国語
初めての古典。
出ていた問題は、恒例の基本的な問題ばかりでしたが、不器用そうに慣れてない様子がチラホラ(^^;
一緒に練習したときも、何をどうやって答えるのか悩んでましたもんね。
後は、声に出して読むこと。
古典の定期テストは、現代語訳と古文をたくさん声に出すこと。
とくに、古文は読み方など絶対に出るので、声に出しておかないと覚えられません。
現代語訳を読んでおかないと、意味が分からないので答えられないことも多々。
読み足りないなーと思われる解答も、目につきました。
古文の問題はいつも決まっています。
「これ出るよ」は、本当に出るので、信じてできるようにしましょう(^^
今回、全員漢字の正答率が上がっていました。
漢字の配点が大きいって理解してきた?
夏休みから頑張っていた、漢検の勉強がいい影響を及ぼした?
漢検は資格を取るというよりも、定期テスト20点分の漢字配点で、なるべく落とさないように、漢字練習に慣れてもらう目的で取り組んでいます。
漢字練習に慣れていたら嬉しいですね。
今回は、皆さん同じような傾向だったので、まとめて書いた方が早いかな?と書き始めたら、長くなってしまいました…。
こんな感じに、定期テストのふりかえりを細かくしています。
テストが終わったら終わり、ではなく、次につなげていきますよ~(^^
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