学力テストの返却が完了しました。
昨日の中学生クラスは、少しテスト直しタイム。
もう慣れている子たちは、放っておいても自分でどんどん進めます。
まだ慣れていない子は、何をするのか?から一緒にスタートです。
「慣れている」というのは、どういうことでしょう?
もちろん、塾歴が長い、というのもありますが、でも、テスト直しって中学生からしかしていません。
それなのに「慣れてる」って?
あ、でも、小学生の頃から通塾している方たちは、漢字のお直しとか、算数プリントのお直し練習済みってのはあります(^^
テスト直しに「慣れている」のは、「テスト勉強での直しに慣れている」ということ。
定期テストの勉強では、ワークをたくさん解いています。
その時に、例えば「徳川家康」の解答が書けなかったとしましょう。
×を付けた後、「これを覚えておかないと答えられないんだなー」と思います。
で、頭に整理しながら記憶していく。
次に出たら、今度こそ書くぞ!と意識する。
そして2回目チャレンジしたとき、「よしよし、覚えていたぞ!」と颯爽と解答する。
つまり、元々のインプットの流れも上手にできています。
だから、テストが返却されたときにも、「あ!これを覚えてないから書けなかったのか」とピンとくるのです。
自分で、「覚えておかんとアカンリスト」がささっと作ることができます。
そして、もう一回解いてチャレンジだ~!と、テスト勉強の流れで自分で取り組めます。
(中3クラスの方は、この夏休みこの流れをささっとやって暗記科目を頑張っていました!)
だからだいたい、定期テストの点数で、昨日はやることが分かれました。
平均点前後の方はまだ定期テストの勉強も上手にできていません。
だから今回、「知識の穴を埋めるとはどういうことか」を体験してもらうべく、じっくりと取り組んでもらいました。
1年生さんは、じーっと問題をにらんで、どう書けばいいのか悩んでいる姿もあります。
でも、今は時間がかかっても良いのです。
この、悩んでいる時間があるからこそ、ステップアップできていきます。
最初から「これを写しなさい」とリストアップしちゃったら、永遠にお世話をしなければならなくなります(^^;
あれです、あれ。
幼児ちゃんのお世話と一緒で、何でもママがしてあげていたら早いですが、自分でできるようになってもらうのが、後々楽だしその子のためにも良いですよね。
親がいなくなっても生きていけるように!
大変だな~と思うかもしれませんが、できるようになる方が絶対に楽なので、今は練習あるのみ、です(^^
まぁ、これも「当たり前」をどこに置くか、が関係してきます。
やっぱり小学生クラスで「青丸までする」が定着していた人ほど自然とスーパースムーズではあるので、普通の人こそ、小学生からしれ~~~っと通塾して欲しいな~とは感じます。
「覚えるのが当たり前」
「間違えたらやり直すのが当たり前」
「テストが返却されたらテスト直しが当たり前」
学力は勉強量もありますが、こういう感覚の影響も大きいです。
(世間では「勉強のやり方」と言われているかも知れません)
授業ばっかりではなく、演習や直しの時間を取ることで「当たり前」を育てる。
その方が、人生トータルで見るとプラスになることが多いので、すこーしずつ育てていけたらと思っています(^_-)-☆
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