昨日は卒業生さんの最後の集まりでした。
4名が久々に集結!(1名都合がつかなくて残念ながら欠席)
みんな高校合格後、遊びまくって(笑)晴れやかな顔つきでした(^^
とは言え、高校からの課題もめっちゃ出てるので、それぞれ頑張ってる様子です。
後は、新中2さんに向けて、受験や清田塾についてのインタビューも行いました。
いろいろと記録しておきたい名言も多かったので、今後、少しずつ記事にしていきます(^^
皆さんが口々に言ってくださったのが、「100マスの計算力が役に立った」です。
これはもうダントツ。
受験勉強でも計算が本当に大事で、一生モノの財産です。
後は「勉強のやり方が役に立った」も。
当教室では、あまり、単元の内容を丁寧には解説しません。
解き方や、答え合わせの手順などを、取り組み方を練習します。
スタイルに合わせて問題を解いてもらい、分からないところを解説していきます。
『一番、力がつく勉強スタイル』の練習を、重視しています。
(大学入試にも通じます~)
こういう授業では「教えてくれない」と、『丁寧な解説』を求める方からは不評でした。
単元内容を重視した塾を求めて、辞められた方もいらっしゃいました。
でも、卒業生さんたちの言葉で、皆さんに通じていたこと、安心しました(^^
「10問テストで間違い直しのやり方を練習したから、受験の過去問でも同じようにできて、やり易かった」
「テスト前の国語ワークの解き方で、読解力がついた」
私がかなり力を入れていた2点、自分で受験勉強に役立ててくれていて、本当にうれしかったです。
常に「自分で勉強ができるように」がゴール設定です。
大手の塾ではメリットもありますが、取り組み方までは、個別に見てもらえません。
(「できる、できない」で判断されて、課題量が「増えるか、減るか」です)
だから、取り組み方が下手だと、成績を上げることができません。
また、高校生になると、どんな塾に通おうと、ほぼ自学です。
だから、どんな環境に行っても、いつになっても、通用する『勉強の取り組み方』を練習しています。
それを、受験勉強でも使ってくれて、「良かった」と感想を言ってくれたこと、ちゃんと伝えたいことが伝わっていて、本当に安心しました。
当時は、宿題さぼり、居眠り、勉強拒否などなど、ツンツン女子が大変でしたが~~~(*_*)
昨日は急なことで、新中2さんたちも、ポッカーンとしていましたが、先輩たちの姿に、ちょっとでも良い刺激をもらえたらと思います。
思うことが多くて、長くなってしまいましたが、最後に、卒業生さんたちへのメッセージを載せておきます。
1冊の本をプレゼントしました。
その本に付けたメッセージです。
教室への思い、皆さんへの暑苦しい思いでギュウギュウなので、お時間があるようならご覧ください(^^;
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卒業生の皆さん
新型コロナウィルスの広がりの中、中学校ご卒業、高校ご入学おめでとうございます。
この、ちょっと息が詰まるような3月は、東日本大震災を思い出しました。
みなさんが小学校入学する頃は、大震災の避難のことや、放射性物質のことなど、「自分の頭で考える」場面が急増しました。
津波が来るとき、みんなと一緒に並んで逃げようとして、間に合わなかった人。
自分で「やばいんじゃない?」考え、交通ルールを無視して、車で反対車線を走って逃げて生き延びた人。
放射性物質が心配だけど、「TVの〇〇さん」のが大丈夫っていうからと、信じて動かない人。
TVや政府は大丈夫って言うけれど、自分で調べて、自分で考えて、念のために自分で動いた人。
今回のコロナでも、自分の頭で考える人と、考えない人に分かれるな~と思います。
みなさんはどうですか?
自分の頭で考えて、マスクをしたり、手洗いをしていますか?
「みんながしているから」「言われたから」なんて、考えてませんか?
そのマスクは、手洗いは、何を予防しているのか考えていますか?
先生は教室を始めたときから、自分の頭で考えて、決めて、行動できる人に育つように、つながるようにと、思いをこめています。
言っとくけど、皆さんには、これからの人生で、どんな恐ろしいことがあっても、生き延びて欲しいんです。
皆さんのことが大事で、大事で、大事だからこそ、自分で考える力をつけて欲しいんです。
一人ぼっちの時に、もしものことが起こっても、生きて、帰ってきて欲しいんです。
「生き延びる力になるような思考力」を育てていくことは、先生の生涯の目標です。
だから勉強します。
考え続ける力、情報を読み取る力、瞬時に判断する力の筋トレが、学校の勉強だと思って下さい(^^
生き延びるには、それまで、自分が経験したことや、学んだことなどをフル動員して、最善の方法を見つけることになります。
知識が無いと判断できません。
読解力が無いと情報を読み取れません。
震災でもコロナでも、たくさんの数値やグラフが出てきます。数字が苦手だなんて言ってられません。
何年かおきに、大きな災害のようなものが、必ずやってきています。
次は、みなさんが大学生か社会人、大人として自分の力で生きている頃かも知れません。
「何か」は、必ず起こります。
もうその時は、先生やご両親は助けてあげられません。
もしかしたら、皆さんに、大切な赤ちゃんがいるかも知れませんし、年老いたご両親を、あなたが守ることになるかも知れません。
その時に、自分で情報を集め、できるだけ正確に判断し、自分で動いて、生き延びる人間になって欲しいと願っています。
また本かーと思われるかも知れないけれど、やっぱり先生が選ぶのは本でした(^^;
皆さんにはこれから、たくさんの未来があります。
世界は広いです。
いろんなことがあります。
この本を読んで、行ってみたい国、やってみたいことは見つけて欲しいし、やっている自分を想像して欲しいと思っています。
「死ぬまでにしたい100のことを書くノート」というノートを、ステフォレで見つけました。
最初は、そのノートを買おうかと思っていたのですが、まずは候補を見た方が書きやすいかと思い、本を選びました。
気になる人は、ステフォレで探してみてくださいね。
この本に書いていることは、15歳の今では、夢みたいな話に見えるかも知れません。
でも、実現しようと思えば、誰だってできることです。
やってみたい何かを見つけてチャレンジしたら、考え方や、物の見え方は変わります。
高校生の間は無理でも、大学生になったら自分の手で実現させて下さい。
きっと、とても大きな達成感を得て、自信がつくと思います。
そして旅先から、絵ハガキを送ってくれたら嬉しいです。たった3年後ですよ(^^
本当に、本当に、大切な子ども達。
もうすぐ、先生のことなんて簡単に追い越しちゃうでしょう。
それこそ本望。
立ち止まるな。
進め。
歩き続けろ。
迷った?
ならば進め。
一歩だけでも前に。
そしたら、後ろ足は勝手についてくるよ。
歩き続けた人にしか、たどりつけない世界がある。
その世界で何を見る?
楽しみに進んでください。
皆さんのご活躍を、いつも心より願っています。
清田
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