英単語すごろくで残念だったこと、天下一武道会でやるべきこと!

英語学習
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3月末で、英単語すごろく終了しました!

パーフェクトがそこそこ出そうでしたが、なかなか最後まで走り切る人は少なくて、ちょっと残念な結果でした。

 

英単語練習を半年続けた理由

目的の1つは、「英単語を覚えることに慣れること」

英単語って、何もしないで覚えられるようにはなりません。

今まで、どの学年も例外なく、「英単語を必死に練習する時期」がありました。

6年生で必死にやった学年もあれば、中1になってもできなくて、中2でやっと練習できた学年も。

とにかくまずは、「必死に練習」が無い限り、「パッと見て覚える」のは無理なんです。

見ながら書いて、読んで書いて、テストもして、とにかく繰り返します。

習得段階として、まずは「何度も見て、練習して、時間をかけて覚える」時期が続きます。

第一段階を「英単語必死に練習時期」と、名付けましょう。

 

その後、気が付いたら「今までよりちょっとの労力で覚えられるようになった」段階が来ます。

何度も書かなくても、自分テストだけで覚えられるようになってきます。

第二段階は「英単語そこそこ練習時期」とします。

 

中2の終わりで上位10%以内くらいだと、第三段階の「見ただけで覚えられる時期」に入るかもしれません。

フォニックスルールが身についていれば、割と早めにこの段階に入れます。

 

英単語練習を通して、残念だったことその1

英単語は練習して覚えるのが当たり前、という経験を全員できるように、年明けからは、宿題として出していました。

たっぷり練習しないかぎり、英語の勉強を進めようがないですし、英単語を覚えないまま文法を進めても、授業についてこれなくなります

英検ジュニアで、音は覚えているはずなので、書く練習の段階です。

 

第一段階にかかかる時間は、かなり個人差があります。

漢字が得意な人は、第一段階は早く終わりますが、漢字が苦手な人は、多めにかかります。

でも、必ずトンネルは出ます。

練習量と、本人に覚える気持ちがあれば、必ず第一段階は終わります。

だから、漢字が苦手な人はちょっとしんどいけど、この第一段階を頑張って欲しいと思っていました。

 

しかし、宿題の練習が、見ながら1回書いただけ、間違えていても直さない、挙句には分からないところは空欄のまま…なのは、さすがに覚える気持ちが無いですよね~(+_+)

毎週、声かけはしていましたが、練習しないでテストをする人は、一定数いました。

今回、残念だったことの1つは、全員が「覚えるまで練習する」状態になれなかったことでした。

さすがに授業中に英単語練習はもったいないので、今回の練習量を確保できなかった人は、どこかで補う必要があります。

(特に中1さんで、今回の練習量が少ない人は、かなりヤバイです…)

 

実は、パーフェクト達成の2人目、3月の頭には全部終了していたのは、漢字が苦手な4年生さんでした。

フォニックスルールも全然覚えてないし(苦笑)、とんちんかんなことをよくしていますが、やる気満々で頑張りました(^^

だから、まずいっぱい練習してみましょう!

できるようになりたい!と思いましょう!

 

英単語練習を通して、残念だったことその2

残念だったことの2つ目は、もう少しでパーフェクトだった人たち

第一段階はクリアして、第二段階まで進んでいるのにパーフェクトには届いていな人が、予想よりも多い結果でした。

高学年ほど、「これくらいで良いかな?」が出てきます。

100マス計算のタイムの更新が鈍くなりがちであったり、天下一武道会でも、下の学年の方が頑張ってますよね?

 

今回の英単語も、3月の頭まで良いペースで進んでいた人たちが、最後の最後で正解にこだわれなくなってしまいました。

パーフェクトいくだろうと思っていた人たちが、ことごとく脱落しちゃって悲しかったです(ノД`)・゜・。

ラストから2回目辺りが、どのクラスもがたがたでした。

単語テストの前の様子も、ゆるゆるになってきて、自分テストをしなくなっていたので、むむむと思っていたのですが…。

 

「だいたいできているからOK」と、「全部完璧に」は、全然違います。

最近よく言っている、上位10%の壁はソコです。

小学校のテストで100点を取れても、通知簿がオール3でも、中学校の成績が伸び悩むのは、そのメンタルです。

同じ力があっても、そのメンタルだけで、高校で言うと、1つ2つランクが下がります。

それくらい、「だいたいできている」は怖いです。

中学生になって、どんなに勉強を増やしても、10%の壁が切れないことに、多くの人が悩んでいましたが、足りないのは「完璧」にこだわれるメンタルでした。

 

今回、最後の方で失速した人たちを心配するのは、この壁を破れない状態に入ってしまってるからです。

逆に言うと、ここで頑張れた人は、壁を感じずにどんどん伸びていけます。

 

もしかしたら、「うちは順位にこだわらない」とおっしゃるかも知れません。

でも、勉強を頑張っているはずなのに、成績が伸びないというのは、お子さん本人がツライです。

みんな、どんな子でも、どんな順位でも、成績が上がったら嬉しいです。

勉強していないのが自分で分かっていても(笑)、下がったら悲しいんです。

だから、メンタルの持ち方だけで、順位もぐっと変わるなら、こだわってあげたいと思っています(^^

 

まずはやってみよう!

小学生さんには、良い結果が取れるように、テストの手順や内容には気を配っています。

天下一武道会でテスト音声を先に公開するのは、「やっておけば絶対にできる」ようにするためです。

「やってない」のに良い点数が取れるのは、さすがに無理な話なので、そこまではできません(^^;

だから、まずは「やり」ましょう。

「やってみたらできた!」を増やすための、仕掛けはいっぱい作っています。

やったら絶対にできます。

 

と言うわけで、今回の天下一武道会、新5年生以上は英単語書くのも必須にしました(*^▽^*)

宿題でも4回の練習は必須にしています。

できるように、練習するようにお伝えしています。

赤で書いて直すのではなく、できるまで繰り返すんですよ!

今回は全員パーフェクト取ってもらいます(^_-)-☆

私も覚悟を決めました。

やれば絶対にできるので、やりましょう!

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