「頑張る子になって欲しい」のは全親の共通の願い!そのスタートはどこ?

ママの独り言
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お家の過ごし方シリーズ。

お家学習の場面、「終わった?」という聞き方をしていませんか?

これはちょっと危険

お子さんから見ると、埋まっているかどうかに価値が芽生えてしまうので、ゴール設定がおかしくなってしまいがちです。

低学年の頃は、やるだけで息も絶え絶えなケースもあるので、まずはそこからではありますが、次第に「できるかどうか」にゴール設定を持って行って欲しいと思います。

 

高学年、中学生になって、一番成績を伸ばすのは、本人が「できるようになりたい」と思うこと

「どうせ無理」「やっても無駄」なんて発言が出ると、成績は降下する一方です…。

どんなに親が焦っても、本人が「成績を上げたい」と思わない限り、机の前に座らせても問題は解きませんし、覚えようともしません。

 

「頑張る子になって欲しい。」

 

親ならみんな、思いますよね(^^

じゃあ、どうすれば自分で頑張る子になるのか?!

まず、「頑張ることに価値があること」を知らないと難しいです。

また、「頑張って嬉しかった経験」があれば、自然と頑張れます。

 

例えば、シンプルに100マス計算。

「終わったかどうか」の場合、100マス計算は決して速くなりません。

下手をしたらお家練習は非常にゆっくりと、のんびり埋めています。

毎日やっても計算力は高くならないので、普段の算数の筆算でも答えを間違えがちです。

時間はかけているので、「勉強しても成績が伸びない」なんて思ってしまいます。

「どうせ無理やし」思考を育ててます(^^;

でも、お家で「今日は速かったね!」「後もうちょっとだね」「集中力はすごかったんじゃない?」など、「できるようになるための」途中経過を褒められると、取り組み方は必ず変わります

結果が出る前に、頑張っているところを見ていてあげてください。

褒めなくても、見るだけでも、関心を示すだけでも全く違います。

取り組み方が変われば、結果はついてきます。

 

これを、学校の宿題全てに置き換えてみてください

毎日の学校の宿題で、「やったかどうか」ではなく、「どういう風にやったか」「できるようになることを目指しているか」にこだわると、かなり大きな差がつきます。

この視点が入るだけで、自分で頑張れる子になります。

 

「できるようになること」がゴールに無いと、子どもたちは迷走します。

花丸を貰えるからと、めっちゃ時間をかけて漢字ノートを書いても、テストでは書けない人は多いです。

だって、ゴールを知らないんですから!

だからお家では、「できることを目指しているか」を気にして欲しいです。

漢字に花丸をもらっているかどうかより、見ないで書けるかどうかが重要です。

宿題は、埋めなきゃいけないノルマではなく、正しく取り組んで、自分の力を高めましょう。

 

わが家でも、「できるようになったか?」の確認はしょっちゅうです。

自分でやっているワーク類は、「答え写してない?」の確認もしてますよー。

たいてい、「答え写したって意味ないから、そんなんせぇへんわ」と怒られます(^^;

徹底的に「できるようになったか」を最重要課題として設定しているので、そこそこ意識は刷り込まれたようです。

 

答え写しに関しては、ユルユルになっていると、中学生になったときに、答え写しの誘惑から逃げられなくなるので、小学生の間に育てておいて欲しいプライドです。

また、できるようになるのは、スポーツでも同じですが、本人にとっては負荷がかかります。

この負荷を、好きなスポーツのように、心地よく、必要なものとして受け入れていく準備を、小学生さんにはしてほしいと思います(^^

それが、「成績を上げたい」という気持ちにもつながりますし、ゲーム感覚で楽しめる要素にもなります。

 

「終わった?」と聞かないこと。

お家でのちょっとした言葉から、変えてみてくださいね!

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