みなさんのプリントを採点していると、とーっても感動する場面があります。
それは、『自分で頑張った結果が出た』とき。
100マスの引き算で、いつも同じところを間違えてしまう4年生。
お家でやるときに、答え合わせしてみて、間違っているところを自分でチェックしてみよう!
と、解答を渡して、セルフチェックをしてもらっていました。
とてもまじめに、一生懸命、半年以上かな?続けていました。
ちょっとずつ減って来ていたものの、本番ではやっちゃったーってことも続きました。
それが、ここへ来てノーミスが増えてきました(*^▽^*)
わり算のあまりの計算を、半分くらい間違えてしまう5年生。
計算のやり方を変えるよう伝え、こちらも地道に取り組んでもらいました。
何度も何度も、自己流に戻ってしまっては、繰り返し伝え続けました。
それもここへ来て、ノーミス!
時間はまだかかりますし、問題数は減らしましたが、初めてのノーミスです!
負の100マスにも挑戦している6年生。
なかなか慣れなくて、ゆっくりペースの人もいます。
でも、他の計算はすごく速いんです。
何をやっても速くなっていたので、私も忘れていました。
そうだ、この子は、膨大な努力で得意になっていたんだ!
小学生にとって。
自分で答え合わせをすること。
やり方を変えて、できるようにすること。
新しいことにチャレンジして、できるようになること。
どれも、とても難しいです。
特に答え合わせは、「解き終わったら宿題終わり!」な気持ちになるので、なかなか正しくできません。
現に、漢字ノートの答え合わせも、違っているのにオール〇!な人続出です(笑)
頑張ろうという気持ちを持ち続け、目の届かないお家で、自分で頑張れたことは、本当に素晴らしいと思います。
計算と漢字は、やればやっただけ結果が出ます。
人よりは速くならなくても、過去の自分には絶対に勝ちます。
100点を取って欲しいから、勉強しているわけじゃありません。
「頑張ってできるようになった」経験を積んで、頑張ること、できるようになることが、その子にとって当たり前になって欲しいと思っています。
もちろん、それはスポーツでも何でも良いと思います。
でも、中学生までの勉強は、時間をかけた分だけ誰でも伸びるし、1日の大半を過ごす学校が楽になるので、私は勉強でお手伝いしたいと思っています(^^
今回、とっても頑張っている人たち。
その頑張りは、計算とは違うところでも、自分を支えてくれると思います。
感動をありがとう!
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