2年生さん、ひっ算の確認中。
先週は「あれ?わすれた…」という姿もチラホラ。
同じ問題にリトライしましたが、引っかかるのは、ひっ算の数字の位取りの意味のようです。
もっと細かく言うと、数字を文字として読めているけれど、量としてとらえていないので、位取りができない様子です。
先週は、隣から借りた、1の意味で悩んでいました。
82-28でも、「1を借りる」という表現をして、十の位を7に書き換える作業は早いです。
でも、借りた1が10だと理解し、12にするまで、なかなか大変そうでした。
今週も全員悩んでいたのが、102-28のような問題。
これ、82-28なら分かるんです。
何が困ってしまうかというと、十の位が0だから。
この102の0の意味が、理解できていない様子です。
「3桁のひっ算は習ってなーい」
という声もありましたが、それぞれの位の数字の大きさが分からないので、102には10が10個入っていることが、わからない様子でした。
「この数字は1なんだけど、100をあらわしているよ」
と、先週は伝えてもキョトンとしていたので、今週は10円玉が10枚の絵で表現しました。
何となく、位取りの意味が分かった様子でした(^^
お家でも、学校の宿題で、ちょっとしたひっ算が出てくる場面は多いと思います。
ぜひ、一緒にやってみてください。
特に、十のくらいの数字が、10、20、30という数字の大きさを表しているところを、何度も何度も確認してみてくださいね。
どうも計算で時間がかかる、間違えるのは、数字を見ても、文字として読んでしまい、量としての数字が見えていない場合もあるようです(^^;
103というのは、10が10個、1が3個。
大人にとって当たり前のことですが、まだまだ世の中には不思議がいっぱいのお年頃。
意外と、こうやって考えていません(笑)
学校の宿題などでは、文字として読んでるかな?量としてとらえてるかな?と、そんな視点で見てもらえたらと思います☆彡
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