小学校の通知表「3」は中学校では「5」にならない

教室の日々
この記事は約3分で読めます。

今日の内容は、小学校5、6年生のお家の方向けに、中学生に向けて、という内容です。

ちょっと怖い?お話もありますが、そういうものだと知っていただけたら~という程度に、ご理解下さい(^^

小学校の通知表、いかがでしょうか?

3段階評価で「3」は多くありますか?

だいたい、小学生の「3」は、5段階評価の中学生では「4」か「3」に相当します。

あれ?

一番できる「5」は取れないの?

はい、取れません。

ちょうど春に、卒業生のお母様からのメッセージをいただきました。

>>>卒業生お母様からのメッセージ

この時に、何度も何度も繰り返しぼやいてました。

「小学校でオール3取れても、中学校じゃ5が取れへんねん!そんなん知らんと油断してた!」

めっちゃ名言!と、この台詞が私の頭にもずっと残っていました。

そうなんです~(^^;

小学校の「3」と中学校の「5」は全然違うんですー。

小学校のときのテストの点も悪くないし、通知簿も悪くない、新入生テストもいい成績がバーンと取れた!

(もちろん満点狙いの復習もしましたよ♪)

でも、中学生として生活し始めたら、あれ?通知表の評価が思ったより低い?!

ってことは、本当に本当に多いです。

そして、公立高校を受験する場合、通知表の点数が受験の点数の半分になります。

だから通知表の点数を良くすることが、受験当日並みに大切です。

通知表の点数は、テスト以外にも上げる方法はいくらでもあるので、本人の努力次第です。

運動が苦手な女子でも、工夫次第で体育で「5」は取れています♪

陸上部で体育の実技は申し分なし、ペーパーテストも上位のうちの長女さんは、「5」が付かなかったので、お友達の「5」にキレてました(苦笑)

でも、リコーダーでは大変恐ろしい音を出しますが、音楽で「5」が取れました。

ってことを、中学生になってから、ずーっと中学生たちにお伝えしますが、中学生から変えるのはちょっと難しい様子(^^;

それならばその前の、高学年で意識をもっと持って欲しいなーと、先手でお伝えしておきます。

中学生さんは今学期テストが1回で、そこで点を取って通知表の評価を…と考えていたので、今日はシビア?な内容でした。

通知表の評価を上げることは、実行さえできれば誰にでもできます。

上記の卒業生さんも、最終的には「5」を増やしました。

公立上位高は中学校でオール5から、4まじりの5くらいで受験可能です。

オール4だとちょっと厳しい感じ。

上位じゃないから良いや!とお考えの方も、高校の遠い近いや、行きたいところができたときに、手が届くようにと思います。

通知表の評価は、不透明な部分もあるので、納得いかない人も多いと思います。

だけど、現時点での兵庫県のルールはこういう形です。

オリンピックでもよく言われますが、オリンピックの舞台に立ちたいならば、ルールの中で戦わないと評価されません。

フィギアや水泳などで、ルールが変わるたびに、不利だ、有利だと問題になっていました。

私には、今、ルールを変える力はありません。

でも、ルールの中で戦う力はつけさせられます。

私は実力があるのに、評価してもらえない中学生さんを見るのが悔しいです。

本人のちょっとした工夫で、正しく評価してもらえ、希望する高校を受験できるようになるならば、惜しみなく応援します。

小学生さんはまず、授業中に先生の目を見て聞くように習慣づけて下さいね。

これができるだけで全然違います。

テストの点が取れていても、授業中に前を向いていないと、かなり評価が下がります(*_*)

他にも気になる方は、いくらでも聞いて下さいね(^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました